サブスク型(月額)ホームページ制作のメリットとデメリット

サブスク型ホームページ制作のメリットとデメリットについてご紹介します。ホームページ制作を検討中の方やこれから導入を考えている方は事業者を選ぶ際の参考にして頂ければと思います。
このサイトでは「サブスクホームページ制作WEBDARA」というサービスを提供しておりますが、必ずサブスク型の方が良い、というような偏り(かたより)のある内容は記載しませんのでご安心ください。

目次

この記事のまとめ

たくさんの文章を読むのが大変な方はこちらのまとめだけでもOK!

サブスク型ホームページ制作のメリット、デメリット

メリット
  • 初期費用・制作費用が抑えられる
  • 初期コストが抑えられるため他のことにコストを回せる
  • 事業内容や事業規模が大きくないなら十分な場合が多い
  • 更新・管理ありきなので別途※保守契約を結ぶ必要がない
デメリット
  • デザインのカスタマイズに制限がある
  • 長期的には高コストになる可能性がある
  • 解約後ホームページが使えなくなる可能性がある

※保守契約とは、一般的なホームページ制作でホームページ制作後に制作費用とは別に費用を支払ってサーバーのメンテナンス等や記事の更新などを対応してもらう契約のこと。専門知識がない場合、ホームページ制作とは別に保守契約を結ぶことがほとんど。

サブスク型か一般的なホームページ制作の判断基準

サブスク型
  • 初期コストを抑えたい
  • 複雑な機能やデザインは必要ない
  • 1ページ〜10ページくらいのホームページが欲しい
一般的なホームページ制作
  • ある程度資金に余裕がある
  • 複雑な機能(会員登録やプログラミングを使用した独自機能)を実装したい
  • 複雑なアニメーション(見た目の動き)やデザインの細部にまでこだわりたい
  • 100ページ以上の規模感のホームページが欲しい

より細かく知りたい方は先へ進んでください↓

サブスク型ホームページ制作とは

サブスク型ホームページ制作とは、「定額料金のみを支払いホームページを制作するサービス」のことです。
サブスクという言葉はよく聞くようになった言葉だと思うのでなんとなくイメージできる方が多いかと思います。
ホームページを制作を事業者に依頼する場合、全てがサブスク形式な訳ではなく大きく分けて下記の2種類に分けられます。

約20万〜100万(ホームページ制作の相場)くらいの制作費用を一度に支払い、保守費用(サーバー、ドメイン、サーバーのメンテナンスなど)を月額または年額でいくらか支払うという形式

サブスクで月に決まった料金のみをホームページ制作会社に支払う形式

一般的に多いのは一度に制作費用を支払う①の形式です。
サブスク型のホームページ制作は後から出てきた新しいホームページ制作の形となります。

サブスク型ホームページ制作のメリット

初期費用・制作費用が抑えられる

サブスク型ホームページ制作の最も特徴的なのが「初期費用・制作費用」を抑えられるという点です。主にこのメリットがあるからサブスク型を選択するというケースがほとんどだと思います。初期費用・制作費用を抑えられることで下記のようなメリットがあります。

  • 一度にかかる費用を抑えられることで他のことにコストを回せる
  • 収益が不安定な状況でもホームページを持つことができる

リスクを低減できる

一般的なホームページ制作に依頼し、一度に多額の金額を支払った場合、事業がうまくいかなかった場合の損失が大きくなってしまいます。サブスク型であれば解約すればそれ以上費用はかからないことが多いので損失を抑えることができます。ただし、サブスク型ホームページ制作会社によっては契約期間に縛りがある場合があるので注意が必要です。問い合わせする段階で契約期間に縛りがあるのか確認することをおすすめ致します。

事業内容や事業規模によっては十分な場合が多い

サブスク型のホームページ制作では大規模なホームページ(数100ページを超えるようなホームページ)には対応できないことが多いです。さらに、会員登録や独自の検索機能、どこかから自動的にデータを取得して自動でページを生成するなどプログラミングが必要な機能実装に関しては対応しておらず、プログラミングが必要なご要望に関してはほとんどお断りされます。
一般的なホームページ制作会社であれば高額にはなりますが、このような独自機能の開発まで請け負ってくれることが多いためそのようなご要望がある場合はサブスク型ではない方が良いと思います。
しかし、数千数万ページもいらない、独自の機能はいらない方にとってはサブスク型のホームページ制作で十分なことが多いです。近年デザインも自由度が高く対応してくれる事業者が増えてきたこともサブスク型で十分だと言える理由です。

更新・管理がセット

一般的なホームページ制作では制作費用とは別に保守費用として月額または年間で数万〜数十万がかかってきます。この保守費用というのはサーバーのメンテナンスやドメインの更新など専門知識がないと対応することが困難なもののため基本的には保守契約を結び保守費用を支払うことが一般的です。
サブスク型であれば月額費用の中に保守費用やホームページ更新対応が含まれているため別途保守契約を結ぶ必要がありません。

サブスク型ホームページ制作のデメリット

デザインのカスタマイズに制限がある

サブスク型でホームページ制作を行う場合、事業者によってはテンプレートを使用して制作することが多くデザインの自由度が低い傾向にありましたが、近年様々なツールが登場したことでサブスク型のホームページ制作でもかなり自由度が高いデザインを提供できるようになってきました。
しかし、細かいデザインの調整や複雑な動きをホームページに持たせたいような場合は対応できないことがあります。そういったケースでは一般的なホームページ制作でないと対応が難しい場合があります。

長期的には高コストになる可能性がある

サブスク型でホームページを制作した場合、トータルの金額が一般的なホームページ制作と比較すると数年経過した時点で上回ってくることがあります。

サブスクホームページ制作一般的なホームページ制作
初期費用・制作費用0円20万円
月額費用1万円5000円(保守費用)
5年間経過した場合の総コスト合計60万円合計50万円

初期コストを抑えたことで別のことに資金を回すことができ、その結果事業を成長させることができたため仕方ないと考えることもできるでしょう。ただ、資金に余裕のある場合はサブスク型にこだわる必要はないので、現状の予算と長期的なコストも視野に入れて業者・サービスを選択するのが良いかと思います。

解約後ホームページが使えなくなる可能性がある

サブスク型ではホームページを譲渡(じょうと)されるわけではなく、「専門のホームページを提供してもらえるサービスの利用」という位置付けになることが多いです。つまり、サブスク型では所有権が依頼者ではなく事業者側にあるとされることが多いということです。これは、ホームページに使用するテンプレート、コード、デザインを構成している要素などがサービス提供者の所有物として提供されていることなどが理由として挙げられます。そのため、サブスク型の事業者にもよりますが解約をするとホームページ自体が無くなってしまう可能性があります。別の事業者に変えたいと思った際にもホームページの移行ができないとなると一から作り直してもらう必要が出てきてしまうので、ホームページ制作後にホームページ制作会社を変える可能性のある方や何かしらの理由でホームページを譲渡して欲しい方は事前に譲渡や移行が可能なのか確認しておくと良いでしょう。

サブスク型と一般的なホームページ制作の比較

サブスクホームページ制作一般的なホームページ制作
料金体系月額制(定額)初期費用+追加費用
初期費用低めまたはなし約20万〜100万くらい
契約期間なしまたは縛りあり制作のみなら縛りなし(ただ、保守費用で一定の固定費はかかる)
保守費用(サーバーメンテナンス、ドメイン更新などの費用)月額に含まれる基本有り
更新・修正月に何回までなど制限がある追加費用が発生または保守費用内で対応できるところまで
制作期間短め(約1ヶ月〜2ヶ月)サブスク型に比べると長め(内容によるが約1ヶ月半〜3ヶ月)
デザインの自由度制限があることが多い
ただ、ほとんどの事業者で自由度は高くなってきた
好きなデザインにできる
SEO対策対応可対応可
解約時の扱い解約するとホームページが無くなることが多いホームページは無くならない。基本「保守契約の解約」になる。
独自機能の実装(プログラミングを用いた開発)なしあり(費用は高額になる)
サブスクホームページ制作一般的なホームページ制作
料金体系月額制(定額)初期費用+追加費用
初期費用低めまたはなし約20万〜100万くらい
契約期間なしまたは縛りあり制作のみなら縛りなし(ただ、保守費用で一定の固定費はかかる)
保守費用(サーバーメンテナンス、ドメイン更新などの費用)月額に含まれる基本有り
更新・修正月に何回までなど制限がある追加費用が発生または保守費用内で対応できるところまで
制作期間短め(約1ヶ月〜2ヶ月)サブスク型に比べると長め(内容によるが約1ヶ月半〜3ヶ月)
デザインの自由度制限があることが多い
ただ、ほとんどの事業者で自由度は高くなってきた
好きなデザインにできる
SEO対策対応可対応可
解約時の扱い解約するとホームページが無くなることが多いホームページは無くならない。基本「保守契約の解約」になる。
独自機能の実装(プログラミングを用いた開発)なしあり(費用は高額になる)

どのように事業者を選んだら良いのか

それぞれの特徴を簡単にまとめると大きな違いとしては

  • サブスク型の方が初期コストが低く、一般的なホームページ制作の方が初期コストが高い
  • 一般的なホームページ制作の方がデザインの自由度、独自機能の実装ができる面で複雑な要望に対応しやすい

つまりサブスク型か一般的なホームページ制作のどちらが良いのかはどのようなホームページを制作したいのかによって変わります
決め方としては以下のような基準で考えると良いでしょう。

判断基準

サブスク型
  • 初期コストを抑えたい
  • 複雑な機能やデザインは必要ない
  • 1ページ〜10ページくらいのホームページが欲しい
一般的なホームページ制作
  • ある程度資金に余裕がある
  • 複雑な機能(会員登録やプログラミングを使用した独自機能)を実装したい
  • 複雑なアニメーション(見た目の動き)やデザインの細部にまでこだわりたい
  • 100ページ以上の規模感のホームページが欲しい

最後に

サブスク型ホームページのメリット、デメリットについてご紹介させて頂きました。こちらの記事で紹介させて頂いたサブスク型、一般的なホームページ制作の特徴などはあくまで一般的な内容で各事業者様によって違いがあるので注意してください。まずはこの記事の内容を目安として考えて頂き、実際に依頼する事業者を選択するときは何ができて何ができないのかを各事業者に質問するのが良いと思います。

サブスクホームページ制作WEBDARAでは、サブスク型でホームページ制作を行っております。ホームページ制作をお考えの方は是非一度お問い合わせください!サブスクにしようか迷っていたり、事業者が多くてどこにしたら良いのかまだ決まっていない方からのご相談も承っておりますのでお気軽にご連絡ください。

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